機能性・短波長カット・カラー|ブルーライトカット
機能性カラーは、ファッション性を目的とした「一般的なカラー」とは異なり、「医療用カラー」で培った技術を生かした、眼に優しい「高機能・特殊カラー」です。
まぶしさやチラツキの原因の一つでもある、「可視光短波長光(ブルーライト)」を抑えて、必要な明るさはしっかりと取り込むことによって、目をケアしつつ、おしゃれも楽しめるように、カラーバリエーションは豊富にあります。
ほぼ全てのメーカーが展開していますが、当店の主要メーカーのカラーをご紹介致します。
※紹介するカラーについては、内容等、予告なく変更・終了となる場合があります。ご注文の際は、最新の情報等ふくめ、店頭にてご相談ください。
HOYAキャリアカラー
HOYAから発売されているキャリアカラー。可視光短波長光を軽減しコントラスト効果を上げることにより、快適な視界が得られます。
可視光短波長光(ブルーライト)を抑える 色の明暗がよくわかる
見ることを楽しむカラーレンズ
日常の中に降り注ぐ可視光短波長光(ブルーライト)はまぶしさやチラツキの原因のひとつとも言われています。
キャリアカラーは、まぶしさやチラツキ、可視光短波長光(ブルーライト)を抑える「眼にやさしい機能レンズ」です。
まぶしさ、チラツキ、可視光短波長光(ブルーライト)を抑制。
カラーレンズで眼にやさしい。
パソコン、モバイルを 楽しむために |
ドライブ、オフタイムを 楽しむために |
くつろぎの時間を 楽しむために |
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パソコンや携帯端末。夢中になるほど、見つめ続けてしまいがちです。キャリアカラーが青色光を軽減して、楽しい毎日をサポートします。 | 太陽光からの紫外線をカット。色の明暗もよくわかる。キャリアカラーの見やすさが、気持ちのいい毎日をサポートします。 | LED照明や液晶画面からも青色光は発散しています。キャリアカラーで、眼もリラックス。さわやかな毎日をサポートします。 |
見て楽しく、見られてオシャレ。
キャリアカラーが明るい毎日をサポートします。
※上記比較写真は、見え方をわかりやすくしたイメージです(見え方には個人差があります)。
下記写真は、キャリアカラーが展開する「カラーバリエーション」一覧です。
(同色のグラデーションもあります)
カラーバリエーション・ラインナップ
■フルカラー
(医療用のカラーは「レチネックス」という名前で別途展開されています)
短波長光をカットするレンズについて
無限遠方からの光をプリズムで分光しますと7色のスペクトルになります。 これは、媒体の屈折率が光の波長によって異なるからです。
1.シャープに見えます。
眼に入射してくる光に対しても、上記と同様のことが言えます。
黄緑色の光(555nm)は網膜上に結像した場合、黄緑色光より短い波長(例えば青)は網膜手前で、長い波長は(例えば赤)は網膜後方に結像します。
網膜に焦点を合わせて見ているようでも波長によって焦点距離に差が出てくることになります。このようにすべての光を網膜上に結ばせることはできません。
短波長光をカットするレンズを装用した場合、その焦点距離の差が小さくなるのでシャープに見ることができます。
2.チラツキ感が減少します
一般的に短波長光は散乱されやすくチラツキの原因となると言われています。
この短波長光がカットされるとチラツキ感が減少します。
3.コントラストが向上します
短波長光を500nm位までカットするようなレンズには青色光の透過が抑制され、
明暗の差がはっきりとした見え方になります。
具体的な事例
白内障術後のユーザー様をはじめ、ご年配の方に好評なお勧めカラーがございます。
「眼がオロオロする」「はっきりしない」など、視機能が低下している状態の際に、ご使用いただくと、「少しはっきりする」、「眩しさがやわらぐので見やすい」、など、理屈ぬきに、見え方が向上するという、生のお声をちょうだいしています。
パソコンやモバイルだけでなく、新聞や紙面の文字など、普通の読み書き等の、手元距離の文字を見る際にも、ハッキリして良いという場合も多いです。
当店に、トライアルレンズがございますので、実際にお試しいただけます。
東海光学ファインカラー
東海光学から発売されているファインカラー。性能としてはHOYAさんで説明済みのように、短波長(ブルーライト)をカットすることにより、眼に優しくやわらいだようになりつつ、コントラストアップにより、見え方も向上します。
以下、東海光学ホームページ上での説明を拝借し、掲載いたします。
ファインカラーでくっきりした視界
メガネをもっと快適に、オシャレにご使用いただくために、眼鏡レンズ専門メーカーのTOKAIが開発した高機能常用カラー「ファインカラー」。
遮光眼鏡で培った独自の技術で光を選んでオシャレに目をケアする、明るく優しい常用カラーが現代人の日常を楽しく輝かせます。
こんな症状ありませんか?
・室内でも蛍光灯などの光をまぶしく感じる
・度数は合っているのに室外で標識などがボヤケて見える
・テレビやパソコン、携帯電話の画面がまぶしい
・新聞や雑誌などの細かい文字の輪郭がくっきり見えない
・以前よりまぶしさを感じ目からくる疲れを感じやすい
ひとつでも当てはまる方にファインカラーをお勧めします
ファインカラーの基本性能
1. まぶしさをカット
チラツキの原因となる青色光(短波長)を効果的にカットして、まぶしさを軽減します。
2. コントラストをアップ
まぶしさを取り除き明るさを確保することで、コントラストが強調され物がくっきり見えます。
3. 大切な目をケア
青色光など目に有害な様々な光をカットすることで、疲れ目を予防し、大切な目を守ります。
4. 常用のオシャレなカラー
4色・2濃淡でハーフカラーにも対応、オシャレな常用カラーで日常を元気に演出します。
まぶしさを防ぎコントラストがアップ
まぶしさの原因となる380~500nmの青色光(短波長)を効果的にカットし、中間波長帯の500~600nmの光を多く透過することで明るさも確保しています。対象物の輪郭がはっきりするとともに、背景との明暗の差がはっきりして、コントラストがアップします。
物がくっきり見えるようになります。
まぶしい光にさらされた室内も、ファインカラーを使用することにより、物がくっきり見えます。
UVカットレンズでは防げない青色光を効果的にカット
白内障の原因とされている紫外線カットはもちろん、疲れ目や加齢黄斑変性などの原因の一つといわれている青色光も効果的にカットします。。
目に有害な様々な光をカットし予防することにより、大切な目を守ります。
カラー・ラインナップ
ファイングリーン
目の疲れが少ないグリーン系は、中間波長帯の光を平均的に透すことで、色変化の少ない透明感のある優しい視界を確保します。
ファインピンク
肌の色を明るく見せて元気な表情をつくるピンク系は、散乱しやすい短波長域の光をカットして、鮮明な視界を確保します。
ファインブラウン
コーディネートがしやすく、柔軟な印象を与えるブラウン系は、短波長を抑えてコントラストを高め、くっきり快適な視界を実現します。
ファイングレー
洗練された印象でオールマイティーに活躍するグレー系は、中間波長帯の光を均一に抑え色の変化を少なくして自然な視界を実現します。
(医療用のカラーは「CCP」という名前で別途展開されています)
セイコー・ファンクションカラー
セイコーオプティカルプロダクツから発売されているファンクションカラーです。
HOYA・東海光学と同様に、基本的な機能性能は同じです。メーカー説明を引用しておりますので、以下ご覧ください。
ファンクションカラーは、ファッションも機能もこだわる人のための新カラーです。
カラーレンズは、その濃度が高いほど眩しさは軽減されます。しかし濃度が高いほどファッション的には主張が強くなるため、洋服やメイクなどと合わせるのに悩むのも事実です。その点『Function Color』は、淡い濃度のナチュラルカラーを特別に採用。毎日のファッションにも合わせやすいカラーです。
※全カラー濃度30%と50%は、夜間・夕暮れ時の運転及び路上使用不適合です
ファインカラーの設計・スペックをさらに詳しく説明した内容は、セイコーレンズのホームページをご覧ください。
短波長カット・カラーレンズについて
各メーカーの公式説明を引用する形で、それぞれ説明を書きました。お読みいただきましたら、お分かりになるかと思いますが、機能スペックのベースは同じです。
機能性カラーは、理論上(りくつ上)での説明と、使用する方の体感が、人それぞれ違います。りくつだけでなく、最終的には向き不向き、好き嫌い等も含めてお選びいただくことが、大事かと思います。
2021/12/12