ネオコントラスト アートグレーEX|イトーレンズの可視光調光レンズ
イエローライトをカットし、昼夜問わず幅広く使え、眩しさを軽減する可視光調光レンズ。
機能てんこ盛りな特殊レンズをご紹介致します。
ネオコントラスト アートグレーEX
長い名称を、まずは2つに分けてざっくりご説明します。
1)ネオコントラスト
イエローライトをピンポイントでカットする特殊な機能を持ったレンズの名称です。
ここでは詳しい説明は省きますので、詳細を知りたい方は、こちらをご覧ください → <ネオコントラスト|最も眩しいイエローライトをカットしコントラストアップ>
2)アートグレーEX
レンズが光(可視光線)に反応して色(濃度)がグレーに変化する可視光調光レンズ。
この二つの機能を合わせ持つ、かなり特殊なレンズとなります。
調光機能によるレンズ色の変化
(光が当たらず色が変化する前の)初期状態から、(可視光線に反応して調光機能が働き)色が濃くなるまでの変化は下図のようになります。
車内でのレンズ濃度と機能
光(可視光線)の量によりレンズの色(濃度)が変化するので、
・夜間の利用では濃度22%のネオコントラストレンズ
・日中の車内では濃度35%~50%のサングラスレンズ
(日中天気が良いと、車から出れば、さらに濃度が濃くなります)
といった感じで、1本で複数の使い方が可能となります。
分光透過曲線
光があたらない状態(青色線)ですと、イエローライトをピンポイントでカットする、ネオコントラストとして機能します。
光があたり調光機能で濃度が濃くなると(黒線)、イエローライト以外も全般的にカットし、眩しさをより軽減してくれます。
屋内・車内・屋外・夜間などシーン別の見え方比較
※ 光量や気温により濃度の変化具合いが異なります。猛暑日の気温が異常に高い状況下などでは、濃くなりにくい特性があるので、あくまでイメージとしてご参照ください。
光量・紫外線量が少ない夜間は、レンズが濃くならないため、夜間運転適合のレンズとなります。
この状態ですと、イエローライトをピンポイントでカットする「ネオコントラスト」として、ヘッドライトなどの眩しい光を軽減してくれるので、「夜間運転用のサングラス」として使用することが可能です。
(ミラーコートなど、一部コート種は夜間運転不適合)
車のフロントガラス内側でも中程度の濃度に変化
可視光に反応するので、紫外線カットガラスに覆われた車中でも、レンズが中程度の濃度に色づき、ドライブ用サングラスとして使用可能です。
(※ 調光レンズは、光量や気温によって変化度合いが異なります。猛暑日のような気温が高い時は、濃度があまり濃くならない特性があります。)
ネオコントラストのイエローライトカット機能で視認性UP
日中の車中ではネオコントラストレンズの効果が発揮されます。最もまぶしさを感じる585nm付近の波長(イエローライト)を効果的に軽減できるため、まぶしさを抑え、視認性も向上します。
夜間運転適合レンズ
夜間は光量・紫外線量が非常に少ないため、調光機能が働きません。ネオコントラストレンズとして夜間屋外利用(夜間運転も含む)が可能です。
夜間屋外活動に必要な光量を維持しつつ、対向車のヘッドライトなどのまぶしさ軽減させることが可能。
異なる気温下での発色・退色スピード
ネオコントラスト アートグレーEXに限らず、調光レンズは、気温と紫外線量(可視光調光は光量も)によって、変化するレンズ濃度が大きく異なります。湿度によっても左右されますので、あくまでも参考程度にご参照ください。
体験お試し用 サンプルレンズ
「ネオコントラス アートグレーEX」のサンプルレンズをご用意しております。
濃度が薄い状態のネオコントラスト機能や、可視光調光機能が働いた濃い濃度の時の見え方など、実際に体験していただくことが可能です。
こちら↓は、室内にある状態で撮った写真です。室内ですと、可視光調光機能はほぼ反応していません。
こちら↓は、屋外で調光機能によりレンズが濃くなった状態の写真です。
この日は、屋外で気温28.1度、室内で24.7度の晴天でした。
・どのような効果が感じられるのか
・屋内、屋外、天気・気温によって、濃度変化がどのようになるのか
実際に手にとって体験していただけます。
車中でサンプルレンズをかざした際に、どの程度のサングラス具合になるか、等、色々と試してみてくださいね。
このレンズ以外にも、様々な特殊機能のサンプルレンズご用意しています。
同時に試してみて、ご自分にあったレンズを見つけてください(^^)