腕時計のその他修理例
腕時計の様々な対応可能な修理をご紹介
オーバーホールや電池交換など、もっとも頻繁な修理とは別に、頻繁には発生しないような色々な修理をご紹介していきます。なお、紹介する修理事例は、専門の機材などを揃えている外注先で行う内容も多く含まれています。
風防(ガラス)磨き
風防の素材が限定されますが、文字盤を覆っている風防(ガラス)に付いた傷。研磨することにより綺麗にすることが可能です。
(※深い傷は完全に除去することはできません)
プラスティックガラスの場合のみ可能ですので、硬度の高いサファイアガラス等の場合は対応ができません。
オメガ・スピードマスターや、スウォッチなどに採用されている「有機ガラス」「アクリルガラス」、「プレキシガラス」が対象です。※「ヘサライト」とも呼ばれるようです
3,300円(3,000円)で対応できることがほとんどです。
風防(ガラス)交換
磨きができない硬度の高い素材(サファイアガラス等)のガラスは、風防(ガラス)を新品と交換します。
バックル部レーザー溶接
チタン素材の金属バンドのバックル破損
金属バンドのバックル部が、錆と経年劣化により破損した例です。レーザー溶接により修理させていただきました。
ロレックスのバックル(中留)破損
ロレックスのバックル、このような破損は結構見かけます。溶接にて修理可能なものがほとんどです。
プッシュ式バックル部の破損
オメガスピードマスターをはじめ、プッシュ式のバックルの破損も多めかもしれません。
金属バンド中留交換
破損した中留を修理できない場合は、市販の新品の中留めに交換することも可能です。
イデックス外れ
文字盤の数字を表すパーツが、経年劣化により外れる場合があります。
針はずれ
秒針など、針が外れた場合、再度取り付けることが可能です。
他にも事例が、色々ありますので、時間を見て、追加していきます。しばらくお待ちください。
2024/09/17